2013年年末-2014年年始に行ったラジャアンパット(インドネシア)のダイビング旅行記です。2012年年末-2013年年始にも行ったのですが、そのときはダイビングクルーズでした。今回はリゾートに滞在です。
2012年の年末から2013年の年始にかけてダイブクルーズを利用してラジャアンパットに潜ったのですが、ほとんど同じ日程でGoodTime 南の海の写真館の管理人であるsadaさん達もリゾートに滞在しながらラジャンパットに潜っていて、サイトにアップされている動画によればマンタが大当たりだったようで、次にラジャアンパットに行くならリゾートに滞在しながら潜りたいと思っていました。
そんな中、sadaさん達は2013年の年末もラジャアンパットに行くということで、私達もアップされている動画のようなシーンを見てみたく、同じツアーに参加させていただくことにしました。ツアーはジスコ・ボルネオ旅行社が販売していたもので、滞在したリゾートはラジャアンパットダイブロッジです。
ラジャアンパット(インドネシア)の最寄りの空港はソロンというところで、まずはジャカルタに行く必要があります。成田からならガルーダ・インドネシア航空や日本航空のジャカルタ直行便があるのですが、年末年始は値段がかなり上がるようで、ツアーではアシアナ航空のソウル経由便になっていました。直行便に比べて、経由便の方がだいぶ安いようです。そういえば、昨年もシンガポール航空の経由便でした。
まずはOZ101 12:30成田発で、ソウルに向かいます。ソウルからはOZ761でジャカルタに向かいます。このソウル - ジャカルタ線は2013年7月から新規就航した路線のようです。
成田 - ソウル間の食事
ソウル - ジャカルタ間の食事
ビビンバを選ぶことが出来ました。
ソウル発ですが機内エンターテイメントでは日本語の映画も二本入っていました。
ソウル - ジャカルタ間の到着前の軽食
日本語の映画も見れます
ジャカルタでインドネシアの入国審査を受けます。通路の両側にあるビザを販売しているカウンタでビザを購入してから、1~3等の番号についている入国審査の列に並びます。ここの入国審査がわかりにくくて、かなり多くの外国人の方々が、ビザを購入せずに入国審査の列に並んでしまい、ビザ購入の列に並びなおしていました。おそらくビザ販売のカウンタは待ち行列が長く、どうしても待ち行列の短い審査の列に直接並びたくなってしまうのではないかと思います。ちなみに通路の中央をそのまま進んでいくと、インドネシア人用の入国審査になってしまうので、再び戻ることになります。ここで戻されている外国人の旅行者もいました。
荷物を受け取って税関を通過したところで、ジャカルタ - ソロン間で利用するエクスプレス航空のあるターミナル1へ移動します。エレベータで2Fの出発階に移動して巡回バスの停留所を探したのですが、案内板がどこにあるのかわからず、交通整理をしているらしかった制服を着たスタッフに場所を聞きました。教えてもらったところで、丁度黄色の巡回バスが来たので乗り込みます。バスはあまり大きくなく、ダイビング器材のバックを自分でバスに持ち込まないといけないので、なかなか大変です。
ターミナル1に到着したところで、さらに1a、1b、1cと降り場があったので、運転手にエクスプレス航空の降り場を教えてもらいました。1bの降り場を降りてエクスプレス航空のカウンタでチェックインして、出発ロビーに向かいます。すでにターミナル1の店はほとんど閉まっていたので、なにか食べたり購入したりするのであれば、ターミナル2で済ませておくほうが良いようです。
ちなみに今回のツアーではジスコボルネオのスタッフが成田から同行していて、スタッフと一緒に行動していれば上記の移動についてはすべて案内してくれていたようです。
エクスプレス航空のジャカルタ - ソロンのフライトは、01:10発 07:20着の夜行便になります。ソロンはジャカルタよりも2時間進んでいるので、約4時間のフライトです。席はとても狭く寝にくいです。毛布がでないのに機内はかなり寒くなるので、厚着をしておく必要があります。
ジャカルタ - ソロン間の出発直後の軽食
ジャカルタ - ソロン間の到着前の軽食
前回もソロンの空港では、預け荷物がでてくるまでにかなり待たされましたが、今回も同じように長い間待ちました。ソロンの空港からボート乗り場までは、送迎車で10分程度です。
リゾートに到着です
ボート乗り場から、リゾートまでは旅行会社の日程表では2時間半になっていましたが、海況が良かったためか1時間40分程度で到着しました。おかげでリゾートのチェックイン後に荷物の整理をしたり、少し仮眠を取ることができました。
食堂では無料でWiFiが使えるのですが、速度はかなり遅いです。パソコンからの接続では問題ありませんでしたが、スマフォからはうまくつながらないゲストもいました。
リゾートはコテージ形式で、二部屋が一棟になっています。隣の部屋の音は筒抜け状態でしたが、私達の隣のゲストは、部屋ではかなり静かにしているようで、特に問題はありませんでした。朝に目覚ましの音が聞こえたぐらいです。
コテージ形式で左右の二部屋で一棟です
部屋は十分に広いです
部屋は広めで、机、小さなテーブルやクローゼットなどもあります。湯沸し器、冷蔵庫や液体式のベープも部屋に用意されていました。エアコンも付いています。洗面台は部屋側にあるので便利です。ドライヤーはコンセントが固定されているので、洗面台から移動することはできません。
机の前には鏡があります。下の青いのは冷蔵庫です。
洗面台
アメニティとして用意されているのはシャンプーと石鹸のみです。水道の水は、歯磨きのときに口に含んでみましたが、かなりまずかったです。500mlのペットボトルが一人一本、部屋に用意されているので、それを使ったほうが良さそうです。空になったら食堂のウォーターサーバーで補充できます。
部屋の電源は、鍵をホルダーに差し込んでいる間しかONにならないので、出かけている間にデジカメのバッテリーを充電しようとしてもできません。ダイビングセンターの隣にカメラ室があって24時間通電しているので、部屋に不在の間はカメラ室で充電する必要があります。コンセントはたくさん用意されていました。
インドネシアのコンセントはCタイプなのですが、部屋のコンセントは日本型とCタイプの両方が使えるタイプのものでした。ただし、上記のカメラ室のコンセントはCタイプしか使えないので、コンセントアダプタはやはり必要です。
リゾート内は整備されていて歩きやすいです
デッキチェアはあるのですが、パラソルがありません
12:30から昼食が用意されます。特に合図とかはないので、時間になったら食堂に行きます。
昼食にはサラダが用意されます
ライス、麺ものの他に4品ほどのおかずが用意されます
料理はアジア風の味付けで、なかなか美味しかったです。ただし、たまにとても辛い料理がでることがあるので注意が必要です。サラダのドレッシングが辛かったり、野菜炒めが辛かったりと、なかなか予想が付かないので、最初は取り過ぎないほうがいいかもしれません。
デザートも用意されます
コーヒーや紅茶はいつでも飲めます
ダイビング用のボート
ダイビングは午後からで、14:30にダイビングセンターに集合でした。ウェットスーツはダイビングセンターで着ておきます。
一通りの説明があった後、ダイビングに出発です。タンクのセットなどはスタッフがやってくれます。ただタンクの締め付けが甘いことがあって、何度かダイビング中もしくはエントリー前にタンクがBCから落ちそうになっているゲストがいました。残圧チェックと共に、タンクがちゃんと固定されているか確認した方が良さそうです。ダイビングボートには、1.5リットルのペットボトルが一人一本用意されていました。用意されるのは初日のみなので、空になったら食堂のウォーターサーバーで補充する必要があります。
1ボート1チームで、1チームは最大10名程度のようでした。私達のチームは8名ぐらいでしたが、ガイドは二人付きました。滞在中はずっと同じボートで、BCやフィン、マスクなどは置いたままでもOKでした。ボートは幅が狭くて前後に移動しようとすると、ちょっと大変です。
一本目は近場のKuburanというポイントでした。ラジャアンパットの名物タッスルドウォビゴンが見られました。二本目はリゾートの目の前のドロップオフでのサンセットダイビングでした。桟橋のすぐ近くにニシキテグリがいます。夕方になると出てきて、ちらほらと見られるようになります。
夕食はサンセットダイビング後の7:30からです。夕食ではスープが毎日でました。料理は昼と似たような感じで、ライス、麺ものの他に四品ほどのおかずがでます。フルーツなどのデザートも用意されていました。
夕食にはスープが付きます(手前)
味はなかなか美味しいです