バア環礁のデュシタニに行ってきました。今回はダイビングはなしで、ハニファルベイのマンタシュノーケリングに参加してきました。
バア環礁のハニファルベイはマンタの大群(ぐるぐるマンタと呼ばれています)が見られるところで、ナショナルジオグラフィックに掲載されて世界的に有名になったポイントです。これまでにダイブクルーズのスペシャルコースで3回、リゾートからのシュノーケリングツアーで1回チャレンジしたことがあるのですが、いずれも不発に終わっていました。一度はハニファルベイのぐるぐるマンタを見たいという思いから、再度リベンジをすべくモルディブのバア環礁に行くことにしました。すでにバア環礁へはクルーズで三回も行ってたくさん潜ったことがあるので、今回はダイビングはせずにリゾートに宿泊することにしました。利用したリゾートは「パウダーブルーな日々」というブログで紹介されていたデュシタニです。
※「パウダーブルーな日々」ではPart 63にもおよぶデュシタニの旅行記をアップされていて、とても詳しくリゾートやシュノーケリングの様子を書いてくださっています。私達も参考にさせていただきました。ありがとうございます。
13:20発のスリランカ航空UL455でコロンボへ向かいます。最近になってスリランカ航空はOneWorldに加入したので、JALなどにもマイレージを貯められるようになりました。マーレまでの国際線については預け荷物は30kgまでOKと余裕があるのですが、今回は手荷物のバッグの重量も量られました(手荷物は7kgまで)。最近はどこの航空会社も重量に厳しくなってきていますが、成田出発で手荷物の重量を量られたのは初めてです。
コロンボまでは9時間近くもかかるのですが、機内のエンターテイメントはあまり充実しておらず、日本語の英語が一本と、吹き替えの一本のみでした(しかもオンデマンドではないです)。
成田 - コロンボ間の離陸後の食事
成田 - コロンボ間の到着前の食事
コロンボ - マーレ間の軽食
コロンボでマーレ行きのUL109に乗り換えます。電光掲示板でゲートを確認して搭乗口に向かいます。乗り換え時間は1時間ぐらいでしばらくして搭乗開始となりました。コロンボからマーレまでは1時間30分ほどです。コロンボとマーレとの間には30分の時差があります(一時間単位ではないところがややっこしいです)。
バア環礁には当日に乗り継げないのでマーレで一泊します。今回は空港と同じ島にあるフルレに宿泊しました。空港から送迎バスで数分で到着するので、すぐに部屋で休めます。といっても部屋に入ったのはモルジブの時間で夜の10時ぐらいで、日本でいえば夜中の2時(日本との時差は4時間)です。翌朝も早いことから、シャワーを浴びた後はすぐに寝ることにしました。
空港ホテルとしては十分な広さです
湯沸し器が用意されます。
無料の水もビン一本分用意されていました
アメニティです。歯ブラシは用意されていませんでした
ドライヤーも用意されていました
ホテルロビー集合は6:45だったので、1時間ほど前に起きて朝食に向かいます。フルレには1Fと4Fに朝食を食べるところがあるのですが、4Fは朝7時からの営業なので、今回は1F(朝4時~7時の営業)での朝食です。
4Fの朝食はとても充実しているのですが、1Fは朝早いだけにかなり簡素でした。ただ用意されていたのは日本食がほとんどだったので、かえって良く食べられました。
ごはんが用意されていました
ごはんの上にのせると照り焼き丼風に
日本食ですね
フルーツなど
ベーコン、ソーセージ、パンやハッシュドポテトなどもありました。それにしても、何故ここまで日本食に?と思いましたが、確かに食べているのは日本人ばかりでした。宿泊客としては中国からも相当の数が来ていると思うのですが。
朝食後にチェックアウトをして旅行会社のスタッフの案内で空港に向かいます。空港でデュシタニのスタッフが案内をしてくれます。まずは水上飛行機のチェックインを行います。重量制限は預け荷物が20kgで、手荷物が5kgです。いずれもしっかりと量られました。その後、水上飛行機のターミナルに移動します。高級リゾートはどこもターミナルに専用のラウンジを持っていますが、デュシタニにもラウンジがあります。
デュシタニのラウンジ。実際にはもう少し広いです。
クッキーや飲み物も用意されています
クッキーとコーヒーを頂きながら、チェックインの手続きをします。しばらくして飛行機の用意ができたということでラウンジを出発しました。セキュリティチェックはないので、水とかも持ち込み可能です。
途中にいくつもの環礁が見られます
デュシタニが見えてきました
デュシタニまでは約30分ほどで到着します。リゾートのすぐ目の前に飛行機が到着するポートがあるので、船に乗り換えて上陸まではすぐです。
すでにチェックインはマーレで済ませてあるので、そのまま部屋に向かいます。途中、バトラーがカートで島を一周しながら、それぞれの施設について説明してくれます。
私達の宿泊した部屋はプールがないタイプでしたが、それでも部屋の広さは十分でした。
部屋はとても広いです
机です。鏡があると便利だったのですが。
机の下に蚊取り線香らしきものが設置されていました。虫除けスプレーも引き出しにあります。ドライヤー、湯沸し器、コーヒーメーカーも用意されています。冷蔵庫はミニバーで一杯で別のものを入れる余裕はあまりありませんでした。水は1日4本無料で用意されて、追加で注文する場合には別料金となります。一日二回のクリーニングが入るのですが、そのときにいつも水を4本にしてくれていたので、実際には4本以上利用していたと思います。
コーヒーメーカなど
洗面台は二つです
洗面台の裏にそれぞれ、シャワーブースとトイレがあります
洗面台やトイレ等は半屋外側にあります。シャワーブースは二箇所あって、一箇所は半屋外のさらに外(といっても周りはちゃんと壁に囲まれているので外からは見えません)にあります。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、歯ブラシなどなどアメニティはすべて揃っていますが、スリッパは用意されていませんでした。
ビーチ側にはテラスにテーブルとソファが用意されています。外にはデッキチェアとパラソルが用意されていました。
浴槽です。奥に見えるのがもう一つのシャワーです
ビーチ側。デッキチェアもあります
WiFiはとても充実していて、部屋でもレストランでもどこでも使えます(パスワード設定もなし)。ただ私のMac Book Airでは問題なかったのですが、SHARPのスマホでは電波の入り具合があまりよくありませんでした。
スタッフによるシュノーケリングお勧めエリア
まずはシュノーケリングをしてみようと思い、ダイビングセンターに行って話を聞いてみることにしました。スタッフはとてもフレンドリーで、丁寧にシュノーケリングについての説明をしてくれました。今は風(波)が水上コテージ側から吹いてくるので、ダイビングセンター前の桟橋からタイレストランの間が波がなくて、魚もたくさんいるのでお勧めとのことでした。逆に水上コテージの周囲は波が高くてやめたほうがいいとのことでした。
ビーチからドロップオフまでは浅瀬が続くので、できればダイビングセンター前の桟橋か、到着の桟橋もしくはタイレストランのところからエントリーするように勧められました。浅瀬を泳ぐ場合、海面の水位が高ければ問題ないが、水位が低い場合などに泳いで珊瑚を折ったりするとペナルティとなると言っていたような気がします(すみません、英語は得意ではないので)。
というわけで、今回はおすすめエリアのダイビングセンター前の桟橋からエントリーして、タイレストラン方向に泳ぐことにしました。さすがにモルジブだけにいろいろと魚がいます。ハギ、スズメダイ、ベラ、ブダイ、タカサゴ類などなど。モルジブ名物のパウダーブルーサージョンフィッシュもよく見かけます。ただところどころで透明度がよくありませんでした。特にタイレストランあたりまできたところで真っ白になって視界がほとんど0になってしまったので引き返すことにしました。
ダイビングセンターにはシャワーとタオルが用意されているので、ここをベースにシュノーケリングをするのはやりやすいです。
シュノーケリング後はプールの隣にあるレストランのシーグリルで昼食を食べることにしました。
ポルチーニリゾット
ナシゴレン
リゾットはメニューにはなかったのですが、「パウダーブルーな日々」デュシタニ旅行記43話目で紹介されていて美味しそうだったので、聞いてみたところOKということで注文してみました。とても美味しかったのですがパウダーブルーさんの旅行記で出たのとは違っていたようです。
午後はパブリックプールで休むことにしました。かなり大きなプールでインフィニティプールになっています。プールサイドにはデッキチェアとパラソルがいくつか用意されています。プールの隣にあるサンドバーの前のテラスにもデッキチェアなどが置かれていました。風が当たる場所にあるからか、常に風が吹いてきています。
プールは段々と深くなっていきます
インフィニティプールです
デッキチェアとパラソル
サンドバーの前のテラス
雨季でゲストが少ないのか、プール付きの部屋が多いからパブリックプールはあまり利用されないのか、デッキチェアは誰も使っていなくプールもゲストがほとんどいませんでした。パラソルはスタッフがもちろん開いてくれます。
ディナーはタイレストランのベンジャロンに行きました。私達が申し込んであったプランには朝食と夕食が付いていて、どちらもビュッフェということだったのですが、そのビュッフェを提供するマーケットレストランが改装工事のためにクローズとなっていたため、残りのシーグリルとベンジャロンのどちらでもOKとなっていたのです。バトラーによれば、私達が到着する直前ぐらいに決まったようです。シーグリルは代わりにビュッフェのレストランになっていました。
予約が必要ということで予約を入れてあったのですが、食事をとっているのは数組ぐらいのゲストしかいませんでした。水上のレストランになっていて雰囲気も良いです。
私達のプランでは前菜(サラダ・スープ)、メイン料理、デサートから一つづつを注文できるということで、一通り注文してみることにしました。
パパイヤサラダ
トムヤンクン
トムヤンクンは鍋で出てきます。スタッフがよそってくれます
どちらも辛味は無しにしてもらいました。どちらもとても美味しいです。
前菜は味付けも絶妙に美味しかったのですが、メインは味がちょっと濃い目でした。
帆立のオイスター炒め
パッタイ
マンゴー
フルーツプレート