2014年7月に行ったモルジブの旅行記 Part4です。
5日目のシュノーケリングでムレハタタテダイの群れが見られる場所がわかったのですが、朝はまた移動しているかもしれないので、プール前から直接その場所に泳ぐのではなくて、到着の桟橋からプール前に向かって同じコースで泳ぎながら探すことにしました。これまではシュノーケリングでは18-55mmの標準ズームレンズを装着していたのですが、ここからは群れだけを撮影するつもりで16mm+ワイコンの構成に変更しました。
というわけで到着の桟橋からエントリーしてみると、なんと桟橋の前あたりにムレハタタテダイが群れています。
桟橋で見られたということで私達も移動せずにずっと桟橋周辺で写真を撮影していました。
ムレハタタテダイの群れ
ムレハタタテダイの群れ
これだと泳がなくてもいいので楽でいいですね。ただムレハタタテダイの群れは見られるのですが、他の魚の群れは少ないので、やはりプール前にすべてが集結した時の方が面白いです。
朝食後に一休みしてから、再び到着の桟橋からエントリーしてみましたが、早朝に桟橋周辺にいたムレハタタテダイはほとんどいなくなっていました。プール前に向かって同じコースで泳いでいくと、5日目で見つけた時と同じ場所に群れていました。どうやら朝と昼で場所を移動しているようですね。実際のところ早朝シュノーケリングでも後半には桟橋周辺のムレハタタテダイの数が少なくなってきていました。
しばらくムレハタタテダイの群れを撮影していたのですが、途中でササムロの大きな群れが通過していきました。マダラトビエイ、ロウニンアジにイソマグロと大物の魚も通過していきました。
シュノーケリング後は、プールサイドのサンドバーのテラスにあるデッキチェアで休みながらランチをとりました。
快晴です
ハンバーガーです
Powershot G15
ムスジコショウダイの幼魚
昼食後も一休みしてからシュノーケリングです。さすがに昼間は移動していないだろうということで、プール前から直接群れのいるところに泳ぎました。ムレハタタテダイの群れは、撮影しようと水中に潜ると、それに反応して一斉にリーフに戻ろうとして構図的にいい感じになるのですが、これまでに何度も撮影してきたからなのか、すっかり慣れてしまったようで潜ってもバラバラに泳いでいるままで反応しなくなってしまいました。
プール前はちょっと波が高めなので、ビーチビラ側に迂回して岸に戻ってみたところ浅瀬の枝珊瑚のところにムスジコショウダイの幼魚がいました。ヒラヒラとダンスを踊るように泳ぐのでとてもかわいいです。
元々はマンタシュノーケリングは2回参加して終わりにするつもりだったのですが、最終日の明日もシュノーケリングの時間が午前中で、マーレに戻るフライトが夕方なら参加できるかも?ということでバトラーに時間を聞いてあったのですが、午後6時ぐらいにフライトの時間等が決まったようで、シュノーケリングが11:30、フライトが15:45でチェックアウトが15:15との連絡がありました。マンタシュノーケリングのツアーはだいたい2時間半ぐらいで戻ってくるので、チェックアウトまでに1時間以上はあります。これならなんとかなりそうということで、3回目のツアーに参加することにしました。
2回目でたくさんのマンタが見れたのだから、もう参加しなくてもいいのでは?と思うかもしれませんが、逆にこんなに良いのなら何回でも見たい!となったのでした。結局のところ、2回目で見れても見れなくても3回目はどのみち参加することになっていたと思います。
夕食はタイレストランのベンジャロンに行きました。
オープンエアの席に案内されたのですが、遠くの方に黒い雲が見えていて大丈夫かな?と思っていたのですが、ちょうど前菜を食べた直後ぐらいに雨が降ってきました。すぐに屋根のある席に移動します。最初のうちは小降りだったのですが、そのうちに本格的なスコールとなってしまいました。スタッフは料理を移動したり、雨よけのカーテンを下げたりと大忙しになっていました。雨季のモルジブは、やはりいろいろと面倒ですね。
野菜の春巻。美味しいです。
一番辛くないカレー。これも美味しいです。
毎回スープを注文しているような
デザート
日の出です
マンタシュノーケリングは11:30からだったので、早朝シュノーケリングをすることにしました。ムレハタタテダイの群れがまた移動しているかもしれないので、いつもどおり到着の桟橋からスタートです。昨日の朝は桟橋で群れていたのですが、今日はまったくいませんでした。昨日は寝坊でもしていたのでしょうか?
いつも群れが見られる方に移動しようとしたところで、桟橋にいるスタッフから呼びかけられました。どうやら反対方向にイルカの群れがいるようです。水面からは見えなかったのですが、アドバイスどおりに泳いでいくと、イルカの群れが見えてきました。これはまさかドルフィンスイムができる?と思ったのですが、直前ぐらいで潜って姿を消してしまいました。下の方にうっすらと三匹ぐらいのイルカが通過していくのが見えたのですが、その後はるか遠くのほうで浮上して、そのまま泳いでいってしまいました。さすがにそんなにうまくはいかないですね。
ムレハタタテダイはいつもどおりの場所で群れていました。
ムレハタタテダイばかりずいぶんと撮影しましたが、これだけの群れを見てしまうとついつい撮影したくなってしまいます。
マダラトビエイ
ムレハタタテダイの群れ
ノコギリダイの群れ
朝は快晴でした
朝食後に少し休んだところで部屋に戻ってマンタシュノーケルの準備をします。これからダイビングセンターに行こうとしたタイミングでスコールがやってきて土砂降りの雨になってしまいました。
4日目から雨季とは思えない晴れの天気が続いていたのですが、最終日のこの日については、朝は快晴だったものの、その後は雨が降ったり晴れたりと雨季らしい天気になってしまいました。
ひょっとすると集合時間が遅れるかも?と思ってダイビングセンターに電話してみると時間通りという回答です。しかたがないのでカートを呼んで時間通りにダイビングセンターに行きました。私達が最終日でマンタシュノーケル後にホテルをチェックアウトしなければならないことはスタッフもわかっていて、アクティビティのサインは先にやっておきましょうと言ってくれました。この辺りはさすがですね。
ただシュノーケリングの出発については雨が小降りになるまで待ってくれということでした。まぁ小降りになってから集合したのではさらに遅くなってしまうので、これはこれで正しいのかもしれません。
この日のマンタシュノーケルに参加していたのは私達を含めて3組でした。これで3回目の参加となったのですが、他には複数回参加している人達はいませんでした。皆さん、あまり興味がないのでしょうか??
今回もマンタがいるということでエントリーしました。プランクトンが集まっているということで、マンタの他にも魚がいくらか集まってきていました。
水中で数えてみたところ7枚ぐらいで、前回よりはだいぶ少ないです。
マンタ
マンタ
マンタ
今回も45分ぐらいで終了となりました。船に戻ってみると風でかなり揺れています。今日は天気が少し荒れているようですね。船の上からマンタの数をかぞえてみると15枚ぐらいでした。水中で数えたのよりは倍ぐらいはいるようです。ということは前回は水中で18枚だったので、実際には30枚以上はいたということになりそうですね。
ダイビングセンターに到着したら、急いで部屋に戻ります。最終日ですが、マンタシュノーケルに行っている間に部屋の掃除はしてくれていたようです。コンディショナーがなくなっていたので、出かける前にボトルの蓋を開けておいたのですが、部屋に戻ってきた時に蓋がしめてなく、これは補充してないんだなと思いバトラーに電話することにしました。
ハウスキーパーのスタッフが来てくれたのですが、どうやら少し補充してあったようで、それで使えるとのことでした。それなら、まぁいいかなと納得したのですが、スタッフは舌打ちしながら帰って行きました。ここまでホスピタリティは最高に良かったのですが...
ちょうどラマダンの季節だったので、機嫌が良くなかったのかもしれません。
シュノーケリングに使った道具やカメラなどを洗って干しておきます。短い時間で少しでも乾くように日なたに干しておきます。それではシャワーを...と思ったところで電話がなりました。なんだろう?と思って電話にでるとバトラーからで、天候が悪化しているために水上飛行機のスケジュールが早まった。3時45分の予定だったのが3時20分になったので、今すぐチェックアウトして欲しいとのことでした。
といっても今やっと干し終わったところで全く準備ができていません。さすがに無理と答えると、遅くなると飛行機に乗れないかもしれないとのことです。がんばって3時が限度と伝えると、それで納得してくれました。
それからは超大忙しモードでの片付けとなりました。とにかく目についたものからバッグに押し込んでいきます。部屋が広いので、バッグに入れ忘れた物があとから出てきたりと大変でした。バトラーが部屋のチャイムを鳴らした、ちょうどそのときに詰め込みが完了しました。シャワーは浴びたのですが、片付けで汗だくです。
目の前で飛行機が離陸していきます
カートでフロントに移動してチェックアウト手続きをして、すぐに船に乗って...と思いきや桟橋で船を待ちます。20分の飛行機に乗るはずでは?と思いバトラーに聞くとすぐに次の飛行機が来るからとの答えでした。今日は4時までにすべての飛行機が飛んでクローズになるそうです。しかしながら20分を過ぎても船も来ていません。
結局、船に乗って飛行機の乗り場に移動したときには、元々の出発の予定時刻と同じ3時45分になっていました。
マーレに到着した所で日本人スタッフが出迎えてくれたので、水上飛行機のフライトの時刻が変更になったそうだけど?と聞いてみたところ、そんな話は聞いていなくすべて定刻で飛んでいるとのことでした。
どういう理由で早くチェックアウトをさせたかったのかは不明ですが、これまでの対応がすばらしく良かっただけに、最後だけが納得のいかないものになってしまいました。
スタッフが手を振って見送ってくれます
環礁がたくさん見られます
マーレ - コロンボ間の食事
マーレの空港は最近になっていろいろと店ができているので、過ごしやすくなっています。また以前はチェックインの始まる少し前あたりから、空港のセキュリティチェックの前に長蛇の列ができていたのですが、今回は特に混雑もなくスムーズでした。
しかしながらコロンボでの夜中の乗り換えはあいかわらず辛いものがあります。
コロンボ - 成田間の機内エンターテイメントの日本語の映画は往路と同じものが2本だけでしたが、夜中の飛行だったのでひたすら寝ていました。
コロンボ出発後の食事
成田到着前の食事
ハニファルベイのぐるぐるマンタは、5回目のハニファルベイ狙いの旅行の、2回目のマンタシュノーケルでやっとリベンジを果たすことが出来て良かったです。有名なだけあってさすがにマンタの数が凄かったです。滞在先のデュシタニもホスピタリティはすばらしく、料理も美味しく、シュノーケリングでは群れをたくさんみれてとても良いリゾートでした。晴れた時の白い砂と青い空と海もとてもきれいです。やはりモルディブはすべてが揃っていますね。人気があるのもうなづけます。また来たいと思いました。