あまりに日本では潜っていない私たちですが、高知県にある柏島はいろいろな魚が見られるということで、行ってみたいダイビングスポットの一つでした。といっても柏島は四国の西南端にあって関東からだと、なかなか行きにくいところにあります。週末だけでも飛行機と電車を乗り継いで行けるようなのですが、せっかく遠くまで行くのであれば数日間滞在していろいろと見て回りたいところです。
というわけでお盆に柏島に行ってみることにしました。本当はお盆期間は混むので避けた方がいいようなのですが、数日間の期間で行ける方を優先しました。シュノーケリングもいろいろな場所でやって見たいことから車が必要だったので、柏島までは自分の車で行くことにしました。飛行機で行ってレンタカーで周った方がだんぜん楽なのですが、お盆時期の飛行機は高い上にレンタカー代もかかって予算オーバーとなってしまうので諦めました。
関東から柏島まではナビで検索すると半日+αぐらいで到着することになっていたので、日付が変わるころに出発すれば昼過ぎには到着するかなとのんきに考えていたのですが、北リロアンで関西から柏島に行ったことがあるゲストに話を聞いてみると、お盆の時期は朝6時頃には大阪を通過しないと渋滞が凄いようで、全く間に合いません。というわけで前日の夜の早い時間に出発して、明石海峡を渡った鳴門で前泊することにしました。四国に渡ってしまえば、お盆時期でも渋滞はそんなにひどくないようです。
柏島のダイビングサービスは、以前にパラオのガイドに紹介してもらったAQUASにすることにしました。AQUASには宿泊施設もあるのですが、私たちは車で30分ぐらいのところにある宿毛で宿をとることにしました。宿毛だとビジネスホテルなど、選択肢がかなりあるのです。そのかわりログ付けなどには参加できなくなってしまいます。
予定では先日の夜の早い時間に出発するつもりだったのですが、渋滞予測などを見てみると相当に時間がかかりそうだったので、少し早めて夕方ぐらいには出発しました。しかしながら東名は横浜IC付近で1時間近くの渋滞と、最初から躓きました。お盆のピークの前日にもこんなにたくさんの人が移動しているのですね。厚木から先は空いているかも?と思いましたが、渋滞はしていないもののノロノロです。御殿場から先は新東名と分岐するかも?と思いましたが、新東名は新富士あたりで渋滞していたので元祖東名に向かうも渋滞していないだけでノロノロです。新清水からは新東名も渋滞していないようだったので、新東名に戻りました。3車線区間ではそこそこのスピードがでるようになりました。それにしても、こういうときには新東名が豊田東ジャンクションまで開通してくれたありがたみを痛感します。
伊勢湾岸自動車道は車線数が多くて順調だったのですが、その先の鈴鹿では再び1時間ぐらいの渋滞です。さらにその先の中国自動車道の吹田ジャンクション付近でも1時間以上の渋滞ということで、あきらめて京阪道路に迂回しました。京橋付近で数キロの渋滞はありましたが、順調に進んで明石海峡大橋を渡って四国の玄関口の鳴門に到着です。この日はビジネスホテルに宿泊です。なんとかそこそこの時間は寝ることができました。
ビジネスホテルの食堂で朝食を食べていると、テレビで渋滞についてのレポートをしていました。朝4時頃でも東名は渋滞していたようで、当初の予定で出発していたら今頃は渋滞の中で涙目だったかもしれません。
樫西海水浴場
鳴門からは徳島自動車道、高知自動車道と通って四万十町中央まで行きます。徳島自動車道は一車線(たまに二車線になります)ですが、高知自動車道は高知ICまでは二車線なので順調に進みました。四万十町中央からは一般道になりますが、途中に無料の中村宿毛道路があります。特に渋滞もなく、この日の目的地である樫西海水浴場に予定どおりの時間に到着することができました。
樫西海水浴場はキャンプ場も併設されていて、駐車場もあるしシャワー施設もあるなど設備が整っています。駐車場からは階段で海岸まで降りる必要があります。砂浜のビーチではなくて石だらけの岩場になっています。お盆期間にもかかわらず、人は少な目でした。
早速、シュノーケリングをしてみます。最初は海に向かって左側のエリアを泳いでみました。湾になっているので波はあまり入ってきませんが、透明度は今一歩でした。水は暖かいので長く泳いでいられました。
珊瑚はチラホラ見られるぐらいで少ないです。クモギンポはシュノーケリングを終えて、陸に上がろうとしたときにタイドプール(潮溜まり)の中に見つけました。
少し休んだ後に右側のエリアを泳いでみます。
伊豆でも見られるそうですが、カモハラギンポは初めて見ました。
夕方になったところで宿毛の宿に向かいます。明日から柏島ダイビングです。