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ニューカレドニアでのダイビングとシュノーケリング旅行記です。滞在したホテルはメリディアンで、利用したダイビングサービスはアリゼ(ALIZE)です。イルデパンにも一泊だけ滞在しました。
旅行時期:2018年 年始
12年前に一度行ったことがあるニューカレドニアですが、最近になって固有種の魚がたくさんいることを知り、再び行ってみることにしました。前回は離島を中心に旅行して本島(グランドテール島)にはほとんど滞在しなかったのですが、今回はダイビングメインということで本島で大半の日程を過ごして、離島はイルデパン島に一泊のみの滞在とすることにしました。
ニューカレドニアには、エアカラン航空を利用しました。通常の預け荷物は23kgまでなのですが、ダイビング器材等のライセンスを提示できるすべてのスポーツ用品については23kgの荷物を1個追加で預けられるということで、荷造りはかなり楽でした。
※旅行会社からは事前に申請が必要と言われていましたが、本当かどうかは不明です。
成田からエアカランSB801でニューカレドニアのヌメアに向かいます。機内エンターテインメントはオンデマンドで、日本語の映画も二つ用意されていました。ただ日本語吹き替えがある映画については画面で一つ一つ開かないとわからないので探しにくいです。私たちは機内誌の記載から調べました。USBのコネクタがあるので、スマフォやタブレットが充電できます。
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映画はオンデマンドでした
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最初の食事
フライト中は後ろのデッキで軽食などが用意されています。
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他にお菓子などもありました
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到着前の食事
手荷物受け取りのところに両替所があるので、荷物が出てくるまでの時間をつかって両替ができます。ニューカレドニアの通貨はタヒチと同じでパシフィックフラン(XPF/CFP)です。レートは、
・日本での両替 1.30円 = 1 XPF
・現地での両替 1.22円 = 1 XPF(空港)
でしたが、現地での両替では1008 XPFの手数料がかかります。少額であれば日本で両替した方が得となります。私たちは昨年のタヒチで両替したXPFが少し残っていたため、両替はしませんでした。結局のところすべてカードで支払ったために、その現金もほとんど使いませんでした。ニューカレドニアはチップの習慣がない国なので、チップ用の現金も不要になります。クレジットカードを使う場合にはPIN番号(暗証番号)を入力する必要があるので、普段サインでしか使用していない方は番号を確認しておく必要があります。
税関を通過して外にでると現地旅行会社のサウスパシフィックツアーのスタッフが待っていてくれました。日本でどの旅行会社を選んだとしても、現地旅行会社はほとんど同じところになるようです。私たちは日本ではエスティーワールドで申し込んだのですが、エスティーワールドの特典としてカップラーメンとペットボトルの水がここでもらえました。深夜到着でこれから食事に行くというのも不可能なので助かります。
ヌメア国際空港(ヌーメア=ラ・トントゥータ国際空港)から、ホテルなどがあるアンスバタ地区まではバスで1時間ぐらいかかります。ネット上の口コミではこのバスの送迎で酔ったというのを見かけたのですが、サスが良くないのか直線道路でも上下に常に揺れていたりしました。確かに弱い人だと車酔いしそうです。なおバスの席はかなり狭いです。
ちなみに12年前のフライトは夜出発で、翌朝にニューカレドニアに到着だったのですが、今は昼頃の出発で夜中にニューカレドニアに到着となっています。昼間の便になったとは言え、結局のところホテル到着は夜中の1時過ぎになってしまうので、辛さはあいかわらずです。
今回の旅行では最初に離島のイルデパン島に行って、後半にダイビングすることにしていました。後半にイルデパンにすると、万が一にでもイルデパンからの飛行機が欠航した場合には日本に帰国できなくなるかもしれないので前半にしたのです。イルデパン行きのホテルピックアップは7:30で昨夜が遅かっただけに起きるのが辛かったです。
ちなみにイルデパンへの飛行機の預け荷物の重量制限は20kg(持ち込みは5kg)です。ダイビング器材はイルデパンではどの道つかわないことと、今回滞在したホテルのメリディアンに翌日には戻ってくることから預かってもらうことにしました。
ホテルから国内線の空港まではバスで15分ぐらいです。国内線はセキュリティチェックを行っていないので、水などを持ち込むことが可能です。イルデパンまでの飛行時間は25分ぐらいでした。本島では晴れていた天気が、イルデパンに近づくにしたがって雲が多くなり、到着したときには小雨が降っていました。空港からホテルまでは15分ぐらいで到着します。
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分厚い雲が...
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イルデパンに到着
年始ということでゲストが多いらしく、まだ部屋へのチェックインはできないということでした。ホテルでの説明も終わってビーチに向かったころには徐々に雲がとれてきて、快晴に近い天気になってくれました。
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ウエルカムドリンク
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快晴になってくれました
ビーチにある東屋でのんびりしながら、早めの昼食を食べます。レストランで食事できる時間は決まっているので、それ以外だとバーの軽食のみになります。
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東屋でのんびりします
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ハンバーガー
すっかり晴れてくれたので、ピッシンヌ・ナチュレ(PISCINE NATURELLE)に行ってみることにします。メリディアンから川(?)沿いを歩いていくと20分ぐらいで到着します。途中までは川の中を歩いて、後半は川沿いの道を歩きます。
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看板
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ここから道に戻ります
このときは干潮だったこともあって、泳げるところがかなり狭くなっていました。
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到着。潮がかなり引いています。
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ピッシンヌ・ナチュレ
店などは全くありません。他のゲストは周辺の木の下で休んでいたので、私たちも空いている木の下に荷物を置いて、早速泳ぎます。すでに昼過ぎだったからなのか、それとも干潮だったからなのか透明度はかなり悪く、手前の方では浅い海底も見えないぐらいで、外洋に近いの方までいってやっと透明度があがるぐらいでした。
サウスシーズデビルはニューカレドニアでよく見かけるきれいなスズメダイです。上の写真は背ビレが黄色なのでメスになります。いろいろと魚は見られましたが、あまり透明度も良くなかったので、ひと泳ぎしてメリディアンに戻ることにしました。
メリディアンに戻ったところで少しプールで泳ぎます。メリディアンのプールはインフィニティプールになっていてビーチが目の前にあるので眺めもいいです。ただデッキチェアはあるものの、パラソルは数か所にしかなく私たちはビーチの東屋の方をメインで使いました。
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プール
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ビーチからみたリゾート
ホテル前のビーチはもちろん泳ぐことはできますが、干潮時にはかなり浅くなってしまうことと、海底は海藻がたくさんあったり岩があったりで、あまり泳いで気持ち良い所ではありませんでした。スタッフによると魚はいないようでシュノーケリングにも不向きとのことでした。ただ眺めている分にはとてもきれいです。
夕方の5時ごろになるとプールの片付けが始まりますが、特にプールから上がらなければならないというわけではないようでした。夕日は丘の裏に沈むので、夕日はあまり期待できないです。
翌日のクトビーチへの送迎を予約しようとカウンタに行ってみると、正月は5日ぐらいまでクルーズ船が停泊しているためにすごく混雑する上に、肝心のカヌメラ湾も大勢のゲストが海に入るために透明度が悪くなってしまうとのことでした。天気予報もあまり良くなかったので、アクティビティは申し込まないことにしました。イルデパンのメリディアンには日本人スタッフがいるのですが、このような細かな情報が得られるのでとても助かります。
夕食はホテルでのレストランです。チェックイン時に予約しておきました。最初に注文したものと違うジュースがでてきました。取り換えをお願いしたのですが、なかなかでてきません。催促しても結局、食べ終わるまでにでてこなく注文は取り下げることにしました。
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お通しのようなもの?
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イルデパンといえば
エスカルゴ料理ですね
エスカルゴは美味しかったのですが、パパイヤサラダはイマイチでした。
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パパイヤサラダ
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豚肉のフィレ
ちなみに値段はけっこう高いです。普通の1.5リットルのペットボトルが790XPF(1,000円ぐらい)します。エスカルゴ料理は3,450XPF(4,500円ぐらい)で、肉料理よりも高かったです。
イルデパンのメリディアンでは無料でWiFiが使用できます。部屋でも使用できましたが、速度はとても遅くメールを読むのが精一杯でした。