オーストラリアの東海岸にあるサウスウエストロックというところで、シロワニが見られるということで行ってみることにしました。シロワニといえば日本の小笠原でも見られるのですが、船で1日かかる上に週の1~2便しかなく、なかなか行けないのが難点です。サウスウエストロックであれば、日程を自由に調整できるので多少は行きやすいです。
当初はサウスウエストロックでダイビングだけして帰国する予定だったのですが、せっかくシドニーを経由するので一泊してのんびりしてから帰ることにしました。
サウスウエストロックへは、まずシドニーまで移動して、そこからは国内線でコフスハーバー(Coffs Harbour)に行きます。コフスハーバーからサウスウエストロックへは車での送迎となります。今回は国際線、国内線ともにカンタス航空を利用しました。カンタス航空の国際便は荷物が30kgまでOKで、国内線も24時間以内の接続であれば30kgでOKなのですが、帰国便が一泊して24時間以上開いてしまうので、23kgまでになってしまうかなと思っていたのですが、すべて30kgまでOKだったので荷物の重量には余裕がありました。
日本語の映画がまとまっていて便利です
カンタス航空QF26便で、羽田からシドニーに向かいます。機内エンターテインメントはオンデマンドで、日本語で聞ける映画がまとめられていて見やすいです。シンゴジラなどの新しい映画が見られました。といっても夜中出発で早朝着なので、映画をあまり見ているわけにもいきません。食事を食べたらとにかく寝ます。
羽田-シドニー間の夕食
寿しも選べました
羽田-シドニー間の朝食
シドニーに到着したところで入国審査を受けます。預け荷物は最終目的地のコフスハーバーまでは行かず、シドニーで一旦受け取る必要があります。荷物を受け取ったら税関を通過して国内線のターミナルに移動します。私たちはここで日本円からオーストラリアドルに両替したのですが、レートが110円 / オーストラリアドルぐらいで非常に悪かったです。しかも少額だと手数料がかかります。日本で両替すれば80円ぐらいだったので大失敗でした。
シドニーからコフスハーバーまでは国内線で1時間ちょっとです。ちょうど昼頃のフライトだったので、空港でお寿司を買って機内で食べることにしました。
シドニー-コフスハーバー間の軽食
空港で買った寿し
サーモンラバーという名前でした
コフスハーバーで送迎のスタッフと合流して(空港を出た時にはスタッフがいなくて少し焦りましたが、すぐに来ました)、サウスウエストロックまで車で移動します。最初は順調だったのですが、途中から長い渋滞にはまってしまいました。どうやら正月休みということで車がとても多いようです。通常であれば1時間半ぐらいで到着するところが、1時間近く遅れて二時間半ぐらいかかってサウスウエストロックに到着しました。
コフスハーバーに到着
今回利用するダイビングセンター
宿泊先はダイビングセンター併設のもので、隣の2階にあります。階段を上がったところに入口があって暗証番号式のカギがかかっています。中に入るとキッチンとリビングがあって、その奥が部屋になっています。部屋は4つあります。部屋の扉には鍵はかかりません(鍵はかかると思うのですがキーが手渡されないです)。セキュリティボックスもないのですが、スタッフに聞くと安全だから大丈夫とのことでした。一応、ダイビングセンターでも預かってくれるようでした。
部屋は十分に広いです。クローゼットがあって引き出しもあるので収納はしやすいです。エアコンはなかったのですが、私たちが滞在したときには暑いということはありませんでした。部屋には扇風機が用意されていましたが、電源ケーブルが短い上にコンセントが鏡台の下に一か所にしかなく、取り回しが難しかったです。
部屋は広いです
コンセントはO型です
防音性は高くなく、隣の部屋の声やいびきなどが聞こえてきます。といってもほとんどのゲストは早い時間に就寝していたのでうるさくて寝れないということはありませんでした。夜中には道路を走る車もほとんどいなくなるので静かです。
リビング
手前にソファがあります
シリアルやパンが用意されます
共同のキッチンとリビングがあります。食事は用意されないのですが、パンとバターなどは用意されているので、自分でトースターで焼いて食べることができます。キッチンには冷蔵庫、湯沸かし器、電子レンジ、鍋やフライパンなど一式揃っているので自炊することができます。ただしフライパンはテフロンがほとんど剥げていて料理はしにくいかもしれません。
インスタントコーヒーなどが
用意されています。
お皿もたくさんあります
シャワーとトイレも共同で二か所用意されています。一方は入口のドアで鍵をかけて入るようになっていました。もう一方には鍵がなかったので、扉が閉まっていたら使っているものと考えるような感じでした。お湯の温度は十分に熱かったのですが、量はあまり多くはでません。
共同の洗面台。すごく広いです
シャワー
もう一方のシャワーはユニットバス風のもので狭かったのですが、入口のドアで鍵がかかるのはもう一方だけだったので、私たちはそちらばかり使っていました。アメニティは石鹸等を含めて一切用意されないので、すべて持参する必要があります。
サウスウエストロックの地図
私たちが利用したダイビングサービスはSouth West Rocks Dive Centreだったのですが、ここから街の中心街へは歩いて15分ぐらいかかります。歩道はちゃんと用意されているので歩いて行くことに問題はないのですが、何度も往復するのはちょっときついかもしれません。
すでに夕方の5時ぐらいになっていたので、街のレストランに食べに行くことにしました。今回利用したのはタイレストランです。さすがに開店直後の5時であれば空いているかな?と思ったのですが、確かにまだ客は来ていないものの店内は予約でいっぱいで外のテーブルにかろうじて座ることが出来ました。
パッタイ
オイスターソース炒め
量はかなり多めです。味がかなり濃いめで途中から食べるのがきつくなってきました。この店はカードは使用できませんでした。というか今回の旅行でカードが使えなかった唯一の店だったかもしれません。
食後にまだ少し時間があったのでビーチの方まで行ってみました。オーストラリアはいまが夏ということもあって夕方6時でもまだかなり明るいです。
タイレストラン
ビーチ
少し散歩した後に部屋に戻って明日の準備などをして早めに寝ることにしました。