サウスウエストロック(オーストラリア)+ シドニーの旅行記 Part2 です。いよいよダイビングスタートです。
朝の集合時間はam7:00です。少し前に起きてキッチンに用意されているパンをトースターで焼いて食べます。バター、ジャムやピーナッツバターなども用意されています。冷蔵庫には牛乳とオレンジジュースも用意されています。といってもゲストが置いている食材等もあるので、どれがどれなのかちょっとわかりにくいかもしれません。
朝食を食べたら隣のダイビングセンターに行って器材のセッティングなどをします。このダイビングセンターでは(というかおそらくこの地域のすべてのダイビングセンターでは)、ダイビングボートは毎日陸にあげるようになっていて、朝にショップの前で船に器材を積み込みます。黒いボックスが用意されるので、その中にフィンやカメラなどを入れておくとスタッフが船に積んでくれます。
準備ができたところで、ボートを牽引して港に向かいます。私たちは牽引する車に乗せてもらって港まで移動したのですが、他のゲストは全員、自分の車で移動していました。
ショップ前で船に
荷物を積み込みます
船を降ろします
船を降ろしたところで乗船して出発します。最初は川の中なので揺れもありませんが、外洋にでると波がでてきます。ポイントまでは30分ちょっとぐらいかかります。ポイントは灯台がある岬から少し沖にある島の周辺で、私たちの目的であるシロワニがいるところです。
私たちが利用したSouth West Rocks Dive Centreでは、安全のためということでナイトロックスは追加料金なしで利用できるようになっていました。シロワニがいるところは水深20mぐらいのところだったりするので、通常エアだとNDLが厳しいかもしれません。私たちはすべてナイトロックスで潜りました。酸素の濃度はすべて32%に統一されていたので毎回酸素濃度を測る必要はありませんでした。
タンクなど
FISH ROCKの島
ちなみにサウスウエストロックにはいくつかのポイントがあるようなのですが、私たちが潜った時には毎日、FISH ROCK周辺でした。毎日同じポイントでは飽きるのでは?という気もしますが、利用したダイビングセンターでは毎日二隻のボートがでていて10名ずつぐらいのゲストが乗って満席のような状態だったのですが、ほとんどすべてのゲストが1日しか潜っていなく、だからこそ毎日同じポイントでOKのようでした。私たちのように4日も潜ったゲストはほとんどいなかったようです。
ダイビングは午前に二本潜って港に戻ります。午後も二本のセットになっていて一本だけ潜る場合も、二本分のダイビングにつきあう必要があります。というよりも午前の部、午後の部で内容は同一で、どちらもFISH ROCKで潜ります。そのためか両方潜るゲストはあまりいませんでした。
ポイントについたところで準備をしてエントリーします。船は必ずアンカリングするので、潜行はアンカーロープを伝わっていくことができます。私たちのときにはほとんど流れが入っていなく、特にロープをつかむ必要はありませんでした。逆に波が高くてロープがかなりの勢いで揺れいて、つかむと逆に体が揺さぶられるような状態でした。
水中は日本の伊豆あたりの雰囲気とよく似ていて、珊瑚はほとんどなく岩場だらけでした。見られる魚もすごく似ています。中にはカゴカキダイのように同じものもいますが、ミギマキそっくりさんなどがいて面白いです。上のイースタンポムフレッドの群れ以外にもいろいろな魚の群れがいて魚影はとても濃いです。
もちろん大物もいます。
ウォビゴンはそこら中にいるので最初は珍しいので撮影しますが、すぐに慣れます。しかも全然隠れていないし逃げないので撮影もすぐできてしまってその後はほとんど無視するようになってしまいました。
一本目が終了したら船の上で休憩です。暖かい飲み物とクッキーなどが用意されます。飲み物はどれがいいか選ぶことが出来ます。コーヒー、紅茶のほかにミネストローネやパンプキンスープなどから選べました。
二本目はいよいよ洞窟に潜ります。洞窟の入口付近に今回の旅行の目的のシロワニがいます。全長100mちょっとあるかなり長い洞窟です。浅い側から入る場合、最初は少し広めで水平に進みますが、途中からかなり狭くなって下に潜っていくようになります。洞窟に入る前に必ず残圧チェックを行います。
FISH ROCK CAVE
今回は浅い側から入りました。洞窟入口にもシロワニがいましたが、たくさんいたのは洞窟を出た深い側(FISH 'N CHIPS側)でした。十匹近くのシロワニがのんびりと泳いでいます。
シロワニを目的に来たので、もし見れなかったらどうしよう?と思っていましたが初日からたくさん見れて一安心です。シロワニを見たところで再び洞窟で戻ります。ちなみに洞窟に入るかどうかは自由で、一人は洞窟に入らずに浅い側の入口で潜っていました。
二本潜ったところで港に戻ります。意外と一本の時間が長くてどちらも60分近く潜りました。この日は波が高いということで午後のダイビングは中止になりました。
ダイビングセンターに戻ってウエットや器材などを洗って干します。アジアと違ってオーストラリアではゲストもタンクの運搬などを手伝うようで私も少し手伝いました。のんびりしていると他のゲストが自分のBCなどを片付けてくれてしまうことがあります。
ダイビングが終わったところでサウスウエストロックのビーチに行ってのんびりすることにしました。その前に中心街にあるCafeでランチです。
ハンバーガー
味は今一歩
イチゴスムージはグッドでした
ビーチはけっこうきれいで、歩くとキュッツキュッツと鳴ります。ビーチの入口付近には公共のシャワーも用意されています。泳いでいる人もたくさんいましたが、けっこう水が冷たい上に天気もあまりよくなかったのでのんびりするだけにしました。日陰などはないので、私たちは以前にハワイでも使ったワンタッチサンシェルターを日本から持っていきました。
曇っています
たくさん鳥がいる場所がありました
晴れたり雨がパラついたりと不安定な天気だったのですが夕方ごろになって土砂降りになってしまったので公園で雨宿りしてからホテルに戻りました。
スーパーは目の前にあって便利です
夕食は再びホテルから雨の中を中心街まで食べに行く気力はなかったので、近くのスーパーでカップラーメンなどを買って済ませることにしました。宿泊先の目の前にスーパーがあるので便利です。ただ日本ではいろいろな種類のカップラーメンがあって充実していますが、オーストラリアのカップラーメンは具がほとんどはいっていないし、あまりおいしくありませんでした。