今日でダイビングも最終日です。この日は私たち二人に専用のガイドがつきました。コースは自由に選ぶことが出来ます。４日間同じポイントで潜っていて、さらに洞窟も３回入ったし、というわけでひたすらサメを見るコースにしてもらいました。エントリーしたら洞窟出口のサメのところまで行って、時間になるまで見て戻ってくるだけのコースです。ガイドいらなかったのでは？

オーストラリアンカウノーズレイ

ダイビングの途中でガイドが上を指さしたので何かと思ったらオーストラリアンカウノーズレイでした。オーストラリアの東海岸でしかみられないウシバナトビエイの仲間です。浅いところを通過していったのですが、さすがに２０ｍから急浮上するわけにもいかず、遠いところからの撮影になってしまいました。

下の写真のクレステッドモルウォンは日本で見られるミギマキそっくりです。ちなみにオーストラリアの西海岸で見られるのは、また別の種らしいです。一度見てみたいものです。

一本目が終了して休憩です。この４日間ずっと波がある状態が続いていて、休憩していても船がかなり揺れます。船酔いしているゲストもいました。ガイドに聞いてみると、風が陸側から吹いているときは波もさほどなく揺れずにダイビングできるとのことでした。ちょっと運が悪かったかもしれないですね。

二本目も一本目と同じくサメONLYのコースにしてもらいました。ひたすらシロワニを撮影します。

サウスウエストロックで潜っていると、ダイバーにフレンドリーな魚がいて、特にイースタンブルーグローパーは岩の上でサメを撮影していると、寄ってきて足元あたりにまとわりついてきて驚くことがあります。なんでこんなに慣れているのかな？と思っていると、ガイドが海底にいるガンガゼを取り上げて身を魚にあげていました。餌付けされていれば、慣れているわけですよね。

最後までサメを見てエグジットしました。今日もたくさんのシロワニがいて１４匹も見られました。

サウスウエストロックはシロワニがたくさん見られるのが特徴ですが、魚影がかなり濃くていろいろな魚の群れをみることができます。また固有種も多いので魚を見つけるのも楽しいです。ただ珊瑚がないこともあってかアジアの海のようなたくさんの種類の魚が見られるというわけではないです。またハゼは見つけることが出来ませんでした。魚以外にもウミガメやウミウシなどもみることができました。今回はすべて同じポイントに潜ったのですが、他のポイントに潜るとまた違う光景が見られるかもしれません。

ウミウシも何度か見かけました

洞窟の中では
たくさんのエビをみかけました

ダイビングが終了したところで洗って器材を干します。今日も午後はビーチに行きます。途中で中心街にあるCafeによってランチを食べます。

イチゴスムージ
今日のは美味しくありませんでした

エビのカツレツ
美味しく揚がっていましたが
タルタルソースはイマイチでした

晴れ間も見えてきました

これまで雨が降ったりやんだりの天気が続いていたのですが、この日は晴れ間もでてきてくれました。晴れてくるとガイドが言っていたようにかなり暑いです。これならダイビングショップに干してあるウエットも乾いてくれそうです。明日には飛行機に乗るので、ウエットが乾いてくれるかどうかは重要です。濡れたままだと臭くなるし重量オーバーになる可能性もでてきますからね。

夕方までビーチで過ごした後、ホテルに戻りました。まずはショップにいって追加ダイビング代の精算と、干してあった器材を回収します。明日の朝まで干しておくという手もあるのですが、また天気が崩れて雨がふると濡れてしまうので、後は宿泊先で干すことにします。

夕食はこの日も自炊にすることにしました。昨日と同じくパスタとソースが一緒になっているタイプのものを買って作りました。あとは生ハムとトマトにしたのですが、生ハムはかなり美味しかったです。やっとおいしいパターンが見つかりつつあったのですが、サウスウエストロックも今日で終わりです。旅行というものはあっという間に過ぎてしまうものですね。