7~8日目(最終日)

いよいよ今回の旅行も最終日です。今日はシェリービーチでシュノーケリングをします。

street
朝の街並み
street2
ビーチ沿いには広い歩道があって
歩きやすいです

ホテルは朝のうちにチェックアウトを済ませておきました。荷物についてはホテルで預かってもらいました。シェリービーチに行く前に、途中にあるビーチ沿いのレストランで朝食を食べます。

food19
快晴です
food20
ビーチを見ながら朝食

今日も快晴のようです。サウスウエストロックでの、あの雨と曇りばかりの天気はなんだったのでしょう?

food21
エッグベネディクト
food22
ホットケーキ
かなり大きいです

ホテル前の道をビーチ沿いに岬の方まで20分とちょっと歩くとシェリービーチに着きます。ホテル前のビーチは波も高く、砂浜ということもあって全くシュノーケリングができるような雰囲気ではなかったのですが、シェリービーチ近くになると海岸沿いが岩場になってきて、シュノーケリング向きな海になります。ビーチに行くまでの道沿いには看板があって、見られる魚などが紹介されています。その中にウィーディシードラゴンが含まれていて、付近でシュノーケリングの準備をしていた人に本当に見れるのか期待を込めて聞いてみたところ、これまで何度も泳いでいるけど一度も見たことがないとのことでした。ですよね...

sign
ウィーディシードラゴンが!
当然見られませんでした
beach10
シェリービーチ付近から
マンリービーチを撮影

ビーチに到着したところで、ワンタッチシェルターを展開してすぐにシュノーケリングの準備をします。なるべく早い方が透明度が高いかもしれないですからね。

ビーチ近くはあまり透明度が良くありませんが、少し泳ぐと透明度があがってきます。日本の伊豆に似ていて岩が多くて珊瑚は見かけませんでした。ビーチの周辺は入り江になっているために波もほとんどないのですが、泳いでいくと入り江の外側に出るため波がでてきます。魚影はそんなに濃くはないですが、シュノーケリングを楽しめるぐらいには魚が見られます。

α6000 16-50mm
イースタンブルーグローパー
α6000 16-50mm
モロコシハギ
通り過ぎていきました

イースタンブルーグローパーは、サウスウエストロックではダイバーにすごく慣れていて(餌付けされていて)寄ってきてくれたりしていましたが、ここシドニーでは全く興味なしといった感じでした。

α6000 16-50mm
よく見かけたエイ
α6000 16-50mm
レッドロックコッド?
フサカサゴ科の魚は区別が難しいです

これまでに見たこともないエイがいました。オーストラリア東海岸でしか見られない固有種です。

α6000 16-50mm
ベラが撮影の邪魔を...

このエイの前に写っているベラはマオリラスで、例によってオーストラリアの固有種です。オーストラリアの固有種として有名なオールドワイフも見られました。サウスウエストロックでたくさん群れていたイースタンポムフレッドもみかけましたが、ちらほらいるぐらいでした。

サウスウエストロックでのダイビングがかなり寒かったことから想像できますが、シドニーの海も冷たいです。夏の伊豆で泳ぐのとほとんど同じぐらい冷たいのではないでしょうか?フードベスト+2mmのインナーを着てシュノーケリングをしましたが1時間ぐらいが限度でした。

一旦、陸に上がって休んだあとに二回目のシュノーケリングに行きます。やはり一回目よりも少し透明度が落ちてきています。


オキナヒメジの幼魚の群れ

シュノーケリングの途中で口元に激痛が走り、何かと思ったら手に長い青い糸のようなものがからみついていました。どうやらクラゲに刺されたようです。カツオノエボシのようなクラゲだったのか、相当に痛いです。手袋やフードベストにインナーを着ていたので、触れたのは口元だけでしたが、その後も長い時間痛みが続きました。

二回目のシュノーケリングも1時間ぐらい泳いだところで終了です。すでに昼過ぎ頃になっていたので昼食を食べに行きます。元々の予定では昼頃にホテルのビーチに戻って昼食を食べるつもりだったのですが、シェリービーチのすぐ近くにもレストランがあったので、そこで食べて午後もシェリービーチで過ごすことにしました。

food23
マンゴースムージー
美味しかったです
food24
バーガー

注文カウンターが長蛇の列になっていて、これは料理がでてくるまでかなり時間がかかりそうだなと思っていたのですが、そんなに待つことなく食べることが出来ました。それにしても今回の旅行では注文しやすいということもあってバーガーをかなり食べた気がします。さらに付け合わせのポテトフライはバーガー以外でもついてくるので、ほとんど毎日食べたのではないでしょうか?まぁおいしいので良いのですが。

beach11
シェリービーチのレストラン
beach12
ビーチはとても混雑していました

昼食後はビーチで休みながら、たまに海で泳いで時間を過ごしました。シェリービーチはホテル前のビーチと違って波もないし、ライフガードの笛もないので泳ぎやすいのですが、何しろ人が多くて芋洗い状態であることに変わりはありませんでした。

夕方近くになってホテルに戻ります。海岸沿いの波がかなり高くなっていて、シュノーケリングをしている人はいなくなっていました。透明度も悪化するので、やるなら午前中が良いようです。

ホテルのプールで少し過ごした後、シャワーを浴びて預けていた荷物を受け取って空港に向かいます。タクシーは前日に予約してありました。往路ではトールチャージとして30ドルぐらい取られたのですが、復路では割り増しは請求されず90ドル以下で済みました。復路のタクシー運転手がチャージを忘れていたのか?空港からのみかかるのか?正確なところは良くわからない(ネットで調べても高速代は別とかかれていることが多い)のですが、ひょっとすると空港からのタクシーではぼられたのかもしれません。アジアあたりだと日常茶飯事でも、オーストラリアでは大丈夫だろうと思っていましたがそんなに甘くないかもしれません。

pool3
最後にプールでひと泳ぎ
food25
高いけどお寿司がいいですね

羽田へのフライトは21:35発だったので、空港で少し食べておくことにしました。保安検査場を過ぎた中にレストランなどがあります。ここまでバーガーばかりだったので迷わずお寿司を食べます。

搭乗後にエンジンが不調のため整備していますというアナウンスがあったのですが、30分程度遅れたぐらいで無事に出発しました。

往路と復路が同じ1月だったので、機内エンターテインメントの内容も同じだろうと思っていたのですが、復路では新しい映画がいくつか追加されていました。日本の映画も何本か追加されていて、とても充実しています。夜中便で寝なければならないのですが、ついつい見てしまって寝不足になってしまいます。

food26
シドニー - 羽田間の夕食
food27
シドニー - 羽田間の朝食

その後は特に問題もなく日本に帰国することができました。

サウスウエストロックでは目的だったシロワニをたくさん見ることが出来て良かったです。魚影も濃くていろいろな群れも見られました。固有種についてはオールドワイフぐらいが事前に知っているぐらいで、あとは少し見られるかな?ぐらいだったのですが、実際には20種類もの固有種を見ることが出来ました(まだ写真整理中なのでもう少し増えるかもしれません)。といってもフィリピンやモルジブなどの南国のような多種多様な魚が見られるというわけでもなく、珊瑚もないので華やかさには欠けるのは致し方ないところですね。

オーストラリアは広大な国だけあって、西海岸のパース、東海岸北部のグレートバリアリーフ、南部のサウスウエストロックと別の海の世界が見られるので面白いです。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

メッセージ