ダイブクルーズ - 龍馬(パラオ)の旅行記 Part3 です。
シリアルと牛乳
早朝ダイビング前の腹ごしらえのために、ロビーにはシリアルと牛乳が用意されていました。少しだけ食べて準備をします。
早朝一本目はイレズミフエダイの産卵シーンを狙ってエクスプレス側を流します。ロウニンアジの群れが沖を通過しましたが、今回は無視です。しかしながら先端まで移動してもイレズミフエダイの産卵シーンどころかイレズミフエダイの群れがいません。数匹は見かけましたが、どうやらいなくなってしまった(産卵は終わってしまった)ようです。
昨日のロングエキスプレスでは、まだかなりのイレズミフエダイが群れていたので、今日も早朝であれば産卵シーンが狙えると考えていたのですが、わからないものです。それにしても、あれだけの群れが突然いなくなってしまうとは...イレズミフエダイはどのようにして示し合わせているのでしょうか?
おにぎり
通常であればダイビング後は朝食なのですが、この日は朝のうちになるべく早く二本潜ってイレズミフエダイの産卵を見ることになっていたので、朝食のかわりのおにぎりを船の上で食べました。
1時間ぐらいの水面休息を取って、二本目のエントリーです。といっても、すでにイレズミフエダイはいなくなっていたので、二本目は普通のペリリュー島のダイビングつまりロウニンアジの群れ狙いとなりました。特に目立った魚もいなく、のんびりとリーフから離れて浮上を開始していたのですが、上の方にいるゲストが騒いでいます。どうやらバショウカジキが水面近くで現れたようです。しかも5匹!。といってもまだ20mぐらいで急浮上もできず、そうこうしているうちに去って行ってしまいました。その時には一瞬、急浮上してでも撮影!とも思いましたが、なんとか思いとどまりました。撮影もほどほどにしないといけませんよね。
それにしても、これまでもパラオでは何回かカジキを見ていますが、今回のような5匹もいるところを見たのは初めてです。
カジキです!
縦に並んだカジキがかっこいいです
朝の早い時間に二本潜ってしまったので、日中はのんびりと過ごしました。
ランチメニュー
これなら日本食が恋しくなる
ことはありませんね
部屋の送風口
クルーズ船の部屋の窓というと、たいていはちいさな丸窓がついているぐらいなことが多いのですが、龍馬の部屋の窓はかなり大きくて外が良く見えます。日中も明るくて良いのですが、天気が良いと部屋の中もかなり暑くなってきます。部屋には冷たい風が送られてくる送風口が二つあるのですが、かなりの寒がりの私たちで全開でちょうどいいぐらいだったので、暑がりの人だと厳しかったかもしれません。
龍馬ではナイトロックスの追加料金がかからないということで、ほとんどのゲストがナイトロックスを使っていました。龍馬でもナイトロックス講習を受けることができて、その場合には二本目からナイトロックスが使えます。講習には$200かかります(コロール店では$22のキャンペーンを9月30日までやっているようです)。
前回のペリリュー島でのダイビングは通常エアで潜っていて、先端付近でロウニンアジの群れを待っていると、NDLもギリギリぐらいになっていたのですが、ナイトロックスを使った今回は余裕でした。ただしダウンカレントには注意が必要です。龍馬でのナイトロックスは32%前後だったのですが、この場合33.7mまでしか潜れません。前回のペリリュー島でのダイビングでは35mぐらいまで落ちたこともあるのでアウトになってしまいます。今回は特に深くいかないように気を付けました。
三本目のダイビングはジャーマンチャネルでした。マンタの捕食を狙います。
捕食中のマンタです
4匹のマンタが旋回していました
さすがジャーマンチャネルは魚影が濃いです。サバヒーが通過していったりと、いろいろな魚を見られます。マンタは4~5匹ぐらいが捕食しながら旋回していました。中には宙返りをしているマンタもいました。
目の前を通過していきます
ペリリュー島でのダイビングはダイブタイム30分+αぐらいで終わることが多いのですが、ジャーマンチャネルでのダイビングでは50分ぐらい潜っていました。ジャーマンチャネルのダイビングは安定して楽しめるのですが、やはりペリリュー島の何かでるかわからないスリリングさが好きだったりします。今日もカジキが出ましたしね。
今日もいい天気でした
今日の夕食
夕食には昨日に誰かが釣ったキハダマグロのカルパッチョとヅケが出ました。特にヅケが美味しかったです。
今日もいろいろと用意されています
カルパッチョ
他にヅケも出ました
このときの龍馬にはゲストの中にお寿司屋さんがいらっしゃって、キハダマグロをさばいてくれたそうです。いろいろな人が乗っているものですね。
明日はペリリュー島に加えてルーカスにも潜る予定です。