
これまでタヒチには、ボラボラ、ランギロア、マニヒと三箇所に行ったことがあり、特にランギロアはダイビングがとても良かったこともあり、これまでに合計4回行っています。そのランギロアに最後に行ったのは4年前で、久々にまた行こうかなと思ったのですが、そろそろ別の場所にも潜ってみたいところです。そんな中、ランギロアと同じツアモツ諸島にあるティケハウでイトヒキアジの群れが見られるという噂があったことを思い出し、行ってみることにしました。
タヒチまでの国際線(エア・タヒチ・ヌイ)はダイビング器材であれば追加で23kgを無料で預けられるのですが、国内線は預け荷物23kg、手荷物5kgという制限があったため、重量を抑えるのにはかなり苦労しました。ティケハウのダイビングセンター(blue nui)は、ダイビング器材のレンタルが無料なので、BCとレギュレーターは現地で借りることにしてなんとか23kg以下にすることができました。
エア・タヒチ・ヌイTN77便で、成田からパペーテ(タヒチ)に向かいます。タヒチまで経由せずに直接行けるのはいいのですが、なにしろ11時間以上も狭いエコノミーシートに座りつづけるのはけっこうな苦行です。往路はビデオがオンデマンドで見ることができたのですが、邦画は含まれていないようでした。

パーソナルモニタ
USB充電が可能です

成田-パペーテ間の夕食
TN77便は日本を夕方に出発してタヒチには午前中に到着するので、夕食後はなるべく寝るようにしました。

成田-パペーテ間の朝食

パペーテ(タヒチ)に到着です

お出迎え

花輪をかけてくれます
入国審査を通過し荷物を受け取って外に出るとスタッフが待っていてくれます。ここで国内線に乗り換えるのですが、フライトの時間まで時間があるということで1時間後に再集合ということになりました。昼少し前の時間だったので、空港にある軽食コーナーでハンバーガーを買うことにしました。マクドナルドもあったのですが、メニューが私が知っているマクドナルドと全く違っていたのでやめておきました。
パペーテの両替所が閉まっているというネット上のうわさがあったのですが、実際にはちゃんとオープンしていました。レートは
成田:1XPF = 1.180円
パペーテ:1XPF = 1.110円
でわずかにパペーテの方が良いのですが、700XPFの手数料がかかるため、1万円以下であれば日本で両替した方が得のようでした。

これで1,800円ぐらいです。高い!

国内線
国内線に乗る前にスタッフからの説明があるのですが、なんとダイビングのCカードを見せれば預け荷物の重量が+5kgされるとのことでした。日本での23kgに重量を抑えるための、あの苦労はなんだったのか??と一瞬クラッとしてしまいました。ちなみに以前は水などの持ち込みが可能だったらしいのですが、今はダメになったそうです。
往路はランギロアで一旦降りて、別の便に乗り換えてティケハウに向かいます。ランギロアの空港には電光掲示板などはないので、どの便がティケハウ行きなのか分かりにくいのですが、幸いにも次の便だったので迷うことはありませんでした。荷物はティケハウまでそのまま運んでくれました。パペーテからランギロアまでは1時間ぐらいで、ランギロアからティケハウは15分ぐらいで到着します。

ランギロアの環礁

ティケハウに到着です
空港に到着するとホテルのスタッフが出迎えてくれます。まずは車で港まで移動します。その後、ボートでティケハウ・パールビーチリゾートに向かいます。送迎車は準備できるまで時間がかかったうえに、一台に乗り切れずに往復するのを待つ必要がありました。さらにボートも一隻では乗り切れず、次のボートを待ったりと、リゾートに着くまでに何度となく待つ必要がありました。なんとも遠いものです。

送迎のボート

ウエルカムドリンク
チェックイン手続きをして部屋に行きます。他にも4組ぐらいの日本人ゲストが来ていました。ティケハウ・パールビーチリゾートには水上コテージもありますが、私たちはビーチバンガローです。

部屋はかなり広いです

ソファ
部屋は自然素材を多用していて雰囲気は良いです。ただ隙間が多いこともあってか、ヤモリが入り込んできます。夜中にときおり鳴き声が聞こえます。窓にはガラスや網戸はついていなかったので、私たちは常に締め切っておきました。

机

湯沸かし器があります
洗面所はモルディブでよくあるような半屋外になっていました。アメニティは最小限といった感じで歯ブラシはありません。コンディショナーはなくて、リンスインシャンプーのみでした。

洗面台

アメニティなど
シャワーはちゃんと熱いお湯がでてくれました。湯量は大量とはいきませんが、必要十分です。ドライヤーは写真でみると固定されているように見えますが、実際にはコンセントから抜けるようになっていました。ただ部屋の机には鏡がなかったので、私たちはそのまま洗面台で使いました。スリッパとバスローブも用意されていました。

シャワー

ドライヤー
部屋にはリキッドタイプの蚊取り器が用意されています。

蚊取り器

コンセントはC型です
部屋にはウエルカムフルーツと一リットルのミネラルウォーターが用意されていました。ミネラルウォーターは最初のみでその後の補充はありませんでした。他の設備としては貴重品ボックス、冷蔵庫とエアコンもありました。
部屋の前のテラスにはデッキチェアがあります。部屋からは海も見えるので、デッキチェアでのんびりしながら海が眺められます。ただしパラソルがないので日中は暑いです。あと、ときおり蚊がでます。

ウエルカムフルーツ

デッキチェア
チェックイン手続きをして部屋に入った時には、すでに夕方の4時半になっていました。それでも外はまだ明るく、ひと泳ぎぐらいはできそうでったのでプールで少し泳ぐことにしました。

プール

夕日
明日のダイビングについてレセプションで予約しておきます。ティケハウ・パールビーチリゾートにはダイビングセンターそのものはないので、予約はレセプション経由になります。事前に日本で予約することも可能だったのですが、集合時間とかいろいろとはっきりとわからないことも多く、現地で話を聞いてからということにしたのです。集合時間については日本から問い合わせた時には朝8時ということだったのですが、実際には8:15でした。朝食は7:30からなので、そんなに急いで食べなくても間に合いそうです。
私たちの申し込んだツアーは朝食と夕食がついていたのですが、夕食については前菜、メイン、デザートから二品選べるようになっていました。

ミネラルウォーターは
一本(一リットル)で500XPFです。高い!

マグロのプレート
一皿の量は多めで、メイン二つは私たちには多過ぎでした。

ホタテのてんぷら

チキンリゾット

デザートはアイスで
前菜は美味しかったのですが、ホタテのてんぷらはイマイチでした。チキンリゾットそのものは美味しかったのですが、チキンはパサついていて、さらに量もかなり多かったために食べきれませんでした。
明日からダイビングスタートです。