概要
ダイビングやシュノーケリングは楽しいレクリエーションですが、安全に楽しむためにはいろいろと気をつけておくべきことがあります。その中の一つとして、このページでは危険性のある魚を集めています。ダイビングやシュノーケリングでは、原則として魚には触らないことになっているので、普通に見て楽しむ分には危険な目に会うことはほとんどありません。それでも注意すべき魚はいますので、参考にしてみてください。
ダイビングで危険性のある魚というと、まっさきにサメを取り上げる方も多いと思いますが、実際にはダイビング中にサメに会っても、サメの方が先に逃げていくことがほとんどです。シュノーケリングではサメにあることは稀で、小さなツマグロぐらいしか見られません。サメといってもいろいろで、ホオジロザメのように非常に危険な魚もいますが、ダイビングで会うことはまずないです。ダイビングやシュノーケリングで気をつけるべきポイントとしては、
- 魚には触らない(基本)
- 岩などをつかむ、もしくは手を置く場合には、カサゴの仲間が擬態していないか?ウツボの仲間がいないかを確認する。
(マンタ待ちなどで着底するときにも注意が必要です) - 浅瀬もしくはリーフの上を歩く場合には、足元に十分気をつける。干潮時に浅瀬を歩いたりするのを避ける
- ナイトダイビングでは、水面付近で水平にライトを照らさない。もしくは水中、水上から水面を照らさない。
- ゴマモンガラには気をつける
といったところかなと思います。
かなり危険な魚
オニダルマオコゼ | |
背ビレに猛毒があります。気づかずに踏んでしまったことから死亡する事故が過去に起きています。 | |
ゴマモンガラ | |
ダイビングおよびシュノーケリングで最も注意が必要な魚です。死に至るようなことはありませんが、強力な歯で噛まれると激痛となります(実際にかまれたことがあります)。 | |
オオメジロザメ | |
危険なサメですが出会うことは稀です | |
少し危険な魚
ストーンスコーピオンフィッシュ | |
東太平洋に生息しています | |
オニカサゴ | |
隠れていることがあるので注意が必要です | |
キヘリモンガラ | |
稀に向かってくることがあるようです | |
ウツボ | |
噛まれるとかなりの大怪我になります。過去にウツボの仲間に噛まれて、手の皮がザックリ切れたことがあります。 | |
ナミウツボ | |
かなり攻撃的です | |
オキザヨリ | |
ナイトダイビングでは注意が必要です | |
わずかに危険な魚