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2016年の年始に行ったモアルボアル(フィリピン)では、イワシの群れを見るが主な目的だったのですが、マクロもとても充実していてバンドテールダートフィッシュなどいろいろな魚を見ることが出来ました。ただすべてを見られたわけでは当然なく、その中でもブルーバードリボンゴビーが見たこともないような体形とキレイな色彩をしていて、見れたら良かったという話をしていたのですが、するとガイドから北リロアンにあるアクアバディズというダイビングサービスに行けばもっと高い確率で見られると教えてくれました。
話を聞いてから1年半後の今回、やっとそのアクアバディズに行くことが出来ました。これまでにマクロメインの旅行としては第一弾がインドネシアのレンベ、第二弾がパラオだったのですが、これがマクロダイビング第三弾となります。
ちなみに北リロアンというのは正式な地名というわけではなくて、現地では普通にリロアンと呼ばれているらしいです。ただ日本のダイバーからするとフィリピンのリロアンというと、セブ島の南端にあるダイビングポイントを指すことが多いので、区別するために北をつけて北リロアンとしているようでした。
アクアバディズを利用するダイビングツアーは、ユーツアーから出ているようなのですが、私たちは最終日はマクタン島のシャングリラで過ごそうと思ったので、ツアーは使わずに個別に予約を取りました。空港からのアクアバディズまでと、アクアバディズからシャングリラへの送迎はアクアバディズにお願いして、最後のシャングリラから空港まではホテルのシャトルバスを利用しました。
セブ島まではフィリピン航空を利用しました。朝早くの出発のため到着した日の夕方からダイビングが可能です。フィリピン航空は23kgの荷物を二つまで預けられるので、ダイバーにとっては荷物の重量を気にしなくても良いので助かります。
フィリピン航空PR435便で、成田からセブ(フィリピン)に向かいます。3月にも乗った便ですが、時間が9:15から9:35に変更になっていました。約5時間でセブ島に到着します。
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成田-セブ間の食事
フィリピン航空のフライトはパーソナルモニタがなく、自分のスマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードして利用するようになっています。フィリピン航空のアプリはmyPALとmyPAL Playerの二種類が登録されているのですが、機内エンターテインメント用のアプリはmyPAL Playerの方です。機内でインストールするのは大変なので、搭乗前にダウンロード&インストールしておいた方が良いです。
Android版 myPAL Player / iPhone版 myPAL Player
とここまで書いておきながら、今回はイヤホンを持参するのを忘れてしまいました。帰国便でイヤホンを借りられるか聞いてみたのですが、ビジネスクラス用しかないということで借りられませんでした。皆さんもお気を付けください。
入国審査、税関と通過して外に出ます。通常ですとここで両替するのですが、アクアバディズは日本円でも精算できるということで、今回は両替はしませんでした。セブの国際空港は出国時に一人当たり750ペソの空港使用料を現金で支払う必要がありますが、3月の旅行で両替したペソの余りがあったのです。
送迎のスタッフはすぐに見つかり、そのままアクアバディズに向かいます。だいたい30分ぐらいで到着します。アクアバディズはボードウォークリゾートというホテルの敷地内にあります。リゾートといってもこじんまりしたホテルです。ホテル、ダイビングサービスと桟橋が一緒の敷地内にあるので移動などはとても近くて楽です。
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部屋の外観。全部で6部屋ほどあるようです。
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部屋は十分に広いです
石鹸はおいてありましたが、シャンプーなどは一切おいてないので自分で用意する必要があります。タオルはバスタオルとハンドタオルが用意されていました。タオルは毎日交換してくれます。クローゼットやタンスなど収納スペースは十分にありました。
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冷蔵庫
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クーラーもちゃんとありました。
最初、クーラーのON/OFFがわからなかったのですが、タイマーのダイヤルをひねると動くようになりました。タイマーを0に戻すと止まるようになっています。
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洗面台
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シャワーは電気式です
湯量は少ないです
シャワー室の窓はクローゼットとつながっているので、クローゼットを締め切ったままシャワーをあびると、クローゼット内が湿気で充満してしまいそうだったので、常に開けておくようにしておきました。
部屋に荷物を置いて、早速ダイビングの準備をします。器材のセットアップなどはすべてスタッフが行ってくれます。
準備にどのくらいかかりそうか聞かれたのですが、すぐにダイビングに行けるように準備してあったので、30分後に集合にしてもらいました。あまり遅くなっても後の予定が詰まってしまいますからね。
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ダイビングサービス
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プールがあります
ホテルにはプールがあって、ダイビング後にはプールの中でウエットを脱ぎながら塩抜きをします。
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この先にボートが停泊します
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ダイビングボート
フィリピンのボートといえば伝統的なバンカーボートを思い浮かべますが、アクアバディズのボートは普通のものでした。エントリーは船の先端で行います。
一本目のダイビングはRSSでした。ポイントまではボートですぐに到着します。ゲストは全員で5名だったのですが、1名は超リピーターらしくてガイドとは別に潜っていました。
さすがはマクロポイントだけあってハゼがたくさん見られます。もちろんハゼ以外にもいろいろと見られました。
最大で10m以下の浅いダイビングでしたが、一本目からいろいろな魚を見ることが出来ました。ホテルに戻ってプールに入りながらウエットを脱ぎます。器材などはすべてスタッフが片付けてくれるのでとても楽です。
夕食までは少し時間があったので、ホテルの前でシュノーケリングをしてみることにしました。浅瀬がつづいています。透明度は意外と良いのです。ただ珊瑚などはなくあまり魚はいませんでした。
夕食はダイビングサービス内で食べます。ホテルの食堂で食べるものだと思っていたのですが、ボードウォークリゾートにはレストランがないらしく、アクアバディズのスタッフが食事を作っているとのことでした。
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ダイビングサービス内の様子
手前のテーブルで食べます
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ウォーターサーバーがあります
コーヒーや紅茶は常備されていて、ウォーターサーバーでお湯を注ぐことが出来るようになっていました。冷蔵庫にジュースがあって、40ペソで買うことが出来ます。ビールもあったみたいですが飲まなかったので値段は不明です。
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紅茶など
ショウガ茶もあります
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この日の夕食
豚肉の厚めのステーキが二枚と充実した夕食でした。ライス、豆腐と揃っていて和風の食事が食べられるのは助かります。私たちは参加しませんでしたが、この日はナイトダイビングも開催されていてログ付けはなしでした。